電子申請が原則だけど、紙申請の方がよい人もいる

埼玉県感染防止対策協力金を申請するにあたり、電子申請をした方がはるかに早く協力金の入金があると、訴えてきました。しかし実は、無理に電子申請をすると、却って審査に手間取り入金が遅くなる場合があります。

それは、

メールを見る習慣がない人」です。

電子申請をすると、事務局からの連絡はすべてメールでやり取りすることになります。申請内容に不備があった場合に事務局からメールがきます。その内容をよく読んで、不備に対する回答をしなければなりません。ですから、メールを見る習慣がなければ、事務局からの連絡に気が付きません。

実は、こんなことがありました。第4期を電子申請で申請した年配の女性経営者がいました。案の定、不備があり、事務局から不備をお知らせするメールが届きます。しかし、残念ながら彼女はメールを見る習慣がなかったために、そのメールに気が付かないまま、1ヶ月が経過しました。

事務局内部では、電子申請なので、メールでやり取りをするルールのもとに、同じ内容のメールを1週間ごとに送信していました。メールのお返事がないので電話しようか、なんて考えません。メールをする審査員と電話をする審査員は別の部隊なんです。部隊ごとのやり取りは原則ありませんから、よほどの事故でのない限り、彼女に気付くことはありません。

あれから、彼女の協力金はどうなったんだろう?

気にはなります。なぜなら彼女は第4期だけを無理して電子申請にして、第5期と第6期を紙申請にしていたのです。なんて悲劇なんでしょう。なぜなら、紙申請の2期分は不備がなかったのです。しかし、電子申請をした第4期が支給決定になっていないので、第5期と第6期は分詰まりのまま、審査を止められています。この例が、無理に電子申請をしてはならない怖い事例です。

次に、

自分で申請画面にログインして画像ファイルをアップロードできない人」です。

よく発生する不備は、「画像がピンぼけでよく見えないから、送り直してください。」というものです。画像を送るのは、申請画面にログインして、その中で「ファイル提出」をするのです。

そして、この再提出された画像ファイルを元に、いったん停止していた審査が進んでいくことになります。このやり取りを数回繰り返してしまうことになる人が多いです。うまくできないんでしょうね。

電子申請にしても、紙申請にしても、ご自分ではできないので、税理士さんにお願いするケースも結構あります。そんな場合、その税理士さんが軽快に動きまわることのできる先生でないと、申請自体も上手にできないで、あなたと事務局の間を右往左往することになります。

税理士の先生が、協力金の申請を上手にできるとは限りません。どんくさい先生もいる訳ですから、できるだけご自分で申請してください。上に書いたような、2種類の人は必ず紙申請にしてください。それは、税理士に申請を依頼する場合も紙申請でお願しましょう。

こんなことがありました。電子申請で税理士に依頼しているケースです。第4期第5期第6期の審査が同時に進んでいるとき、第4期で不備が発生しました。不備のメールを受け取った税理士は、その日のうちに追加資料をアップロードしたのですが、、、。

第4期にアップロードしなければならないのに、なんと、第6期にアップロードしちゃったんですよ。期別で審査をしているので、期を間違えて資料を提出しても、審査員はなかなか気づくことはありません。その結果、第4期の審査が、資料が届いていないという理由で20日間放置されてしまいました。

紙申請は、電子申請に比べて入金が若干遅くなります。しかし、紙申請のメリットが1つだけあります。

紙申請のメリット=事務局の人と電話でお話しができる」ことなんです。

何かあれば、事務局から電話がかかってきますから、そのときに十分な説明を受けて、納得のいくまで質問をすればいいのです。このことは、メールではなかなかできませんよ。

 

 

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